2010-09-28(Tue)
チャイナリスクと尖閣諸島
2010年9月7日、尖閣諸島で中国漁船が故意に海上保安庁の巡視船に衝突した事件。
中国人船長の10日間の拘留延長により、対抗措置のひとつとも考えられる、フジタの社員4人が中国の軍事エリアでスパイ活動をしたとして拘束されています。
日本は船長を釈放したにもかかわらず、フジタの社員は依然拘束されたままです。
また、レアアースの輸出制限も続いている状態で、船長の違法な拘束としての謝罪と賠償を求めたり...。
日本が仕組まれたワナに引っかかったものの、その後、中国の思惑通りにならなかったためか、脅したり、日本に不利な条件を突きつけたりしています。
こうなると、中国に進出していた世界の企業の約半分が撤退している意味もわかってきます。
自国の利益のためには戦争も辞さない、人質だって取るという国に対して、すみません、ごめんなさい、お金は差し上げますから許してくださいで、日本を続けて行けるのだろうか。
また、国際世論に訴える力もないと見られれば、終わってしまいます。ここは最低限譲れないところですね。
少なくとも今回の事件は、日本に対して図らずも、軍備増強せよという裏側のメッセージを中国は出してしまったわけなのです。日本は今後に備えてどのような準備をしていくのだろうか。
心配です。
今回、中国リスクについてよく考えるよい機会かもしれません。
中国人船長の10日間の拘留延長により、対抗措置のひとつとも考えられる、フジタの社員4人が中国の軍事エリアでスパイ活動をしたとして拘束されています。
日本は船長を釈放したにもかかわらず、フジタの社員は依然拘束されたままです。
また、レアアースの輸出制限も続いている状態で、船長の違法な拘束としての謝罪と賠償を求めたり...。
日本が仕組まれたワナに引っかかったものの、その後、中国の思惑通りにならなかったためか、脅したり、日本に不利な条件を突きつけたりしています。
こうなると、中国に進出していた世界の企業の約半分が撤退している意味もわかってきます。
自国の利益のためには戦争も辞さない、人質だって取るという国に対して、すみません、ごめんなさい、お金は差し上げますから許してくださいで、日本を続けて行けるのだろうか。
また、国際世論に訴える力もないと見られれば、終わってしまいます。ここは最低限譲れないところですね。
少なくとも今回の事件は、日本に対して図らずも、軍備増強せよという裏側のメッセージを中国は出してしまったわけなのです。日本は今後に備えてどのような準備をしていくのだろうか。
心配です。
今回、中国リスクについてよく考えるよい機会かもしれません。
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